ドライブレコーダー標準装備なぜ義務化されないのか?その訳に驚いた!!
最近、増加傾向にある高齢者による逆走や、ペダルの踏み間違いによる死亡事故、煽り運転問題など、連日ニュースで取り上げられていますが、トラブルに対する抑止力や映像が証拠の決めてとして残る「ドライブレコーダー」が注目を集めています。
しかし、何故ドライブレコーダーはニーズの高まりに反して標準装備・義務化されないのでしょうか?その訳を調べましたら驚きの理由が分かりました!!
- ドライブレコーダーは新車に標準装備されないのか?
- ドライブレコーダー 標準装備 トヨタのエンジニアに聞いたら
- ドライブレコーダーの標準装備は何故出来ない?
- ドライブレコーダー 標準装備は警察が嫌がる?!
- まとめ
ドライブレコーダーは新車に標準装備されないのか?
最近の新車には軽自動車でも、衝突回避ブレーキや走行車線をキープする高性能フロントカメラが当たり前のように標準装備されておりますが、ドライブレコーダーは新車には標準装備されておりません。高性能のCPUも備えていますので、専用メモリカードなどを付け加えればすぐに純正ドライブレコーダーは完成するのですが・・・・?
ドライブレコーダー 標準装備 トヨタのエンジニアに聞いたら
最近の新車には何故ドライブレコーダーを標準装備しないのでしょうか?
どんなに運転が上手な人でも後方からの追突事故もあるし、誘拐事件の捜査にも役立っているのに標準装備で付けたら便利だし、事故のトラブルも減るのにデメリットがあるのでしょうか?
ドライブレコーダーを標準装備するのは技術的には簡単ですが、誰でもドライブレコーダーを取り付けたいと思っているのかと言うと、そうでもないようですね何処に行ったか他の人にバレたら困る人も居るようです。
確かに、最近では車内映像が撮れるドライブレコーダーもあります。
浮気をしている人は奥さんにバレちゃうかもしれないですね。
奥さんがドライブレコーダーをチェックして、「この助手席に乗っているオンナは誰よ!」って場合もあるかも(苦笑)。
ドライブレコーダーの標準装備は何故出来ない?
そういう問題ですか!!プライバシーの侵害であり、プライベートに関わる問題に成りうるという事ですが、ドライブレコーダーの基本は事故や煽り運転の証拠を残して反論する証拠にはなりますよね。自動車保険の事故調査員は参考にするって聞いています。
なるとは思いますが、最終的にドライブレコーダーの記録が事故の法的な情報になるかというと疑問です。衝突時にデータが消えないようにしなきゃいけないし、データが正しく保存されるという確証はないし、映像では赤だった信号を後で青に加工する人もいるかも知れません。
その当たりをしっかり決めないと参考にはなっても、正式に裁判で使える証拠までには至らないので、現状はオプション装備じゃないと出来ない見たいですね。
ドライブレコーダー 標準装備は警察が嫌がる?!
富山県高岡市の国道で信号無視をしたとして、ドライバー2人が反則切符を切られました。しかし、およそ2時間後に、このドライバーの1人が車に付けているドライブレコーダーの映像を警察署に持ち込んで確認したところ、2台とも青信号で交差点に入っていたことが証明され、警察は反則切符を取り消すとともに2人に謝罪しました。
これについて、警察官は「赤信号だと錯覚した」と話しているということです。
ドライブレコーダーを所持していたからこそ冤罪を阻止できたといっても過言ではありません。警察の人だって人間です。間違いがあってはならないのですが、思い込みや見間違えなど、ついついうっかりとミスを犯してしまうこともあるでしょう。
ドライブレコーダーが標準装備になると、警察官が取締をしにくくなるので警察官はドライブレコーダーの普及を嫌がっているらしいです。
まとめ
ドライブレコーダーは将来、標準装備・義務化される可能性はあるのでしょうか?
ドライブレコーダーの標準装備というのは、結構ハードルが高くてなかなか簡単には行きませんね。
普及も進んで良いことづくめな気もしましたが意外な壁がありました。
証拠能力としての信頼性とプライバシーの問題が解決されない限り、ドライブレコーダーの標準装備は当分なさそうですね。