あおり運転されたら110番して車内で待機?!
先日、車の運転中に車線変更したところ、後ろの車から車間距離を詰められ、追い越されて急ブレーキをかけられるなど怖い目に遭いました!!
あおり運転の厳罰化を盛り込んだ改正道路交通法が、6月30日に施行されたのにもかかわらず、まだ、こんな運転する人がいるとは!ドライバーの8割は何らかの「あおり運転」を感じている。
カーナビやドライブレコーダーを製造販売する、パナソニックのアンケート調査でこんな結果が出たそうで、危険を感じるほどに車間距離を詰められたり、突然割り込まれたり、思ったより多いようです。
あおり運転をする人は運転に自身がある人
あおり運転をする人は運転に自身がある人ほど、やってしまう傾向があるようで、年齢でいえば40~60代で、40代以上の男性の6割以上が、知らず知らずにあおり運転していた恐れがあるそうです。
あおり運転の厳罰化
あおり運転の厳罰化を盛り込んだ改正道路交通法が6月30日に施行されました。
これまであおり運転は、事故でけが人が出たり、暴力行為があったりしない限り、なかなか取り締まってもらえませんでした。
しかし、死傷事故が多発し社会問題化しているのを受けて、あおり運転を「妨害運転」と規定して厳罰化した改正道交法が施行されました。
あおり運転すれば免許取り消し
あおり運転をすれば、免許取り消し、再取得できない期間は最大3年で、飲酒運転並の厳しさです。
他の車の通行を妨害する目的で交通の危険の恐れがある方法で違反(急ブレーキ、車間距離不保持、急な車線変更などをした場合は「3年以下の懲役または50万円以上の罰金」が科されます。
その他、高速道路で相手の車を停止させるなど著しい危険を生じさせた場合は、「5年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科されることになりました。
刑事罰だけでなく「違反1回で即免許取り消し」の行政処分もあります。
あおり運転されたら110番
以上のように今後は「あおり運転」の取り締まりもしやすくなったので、被害に遭ったら、まず安全な場所に車を止めて110番して下さい。
その際、車外に出ると暴行などトラブルの元なので、車内で待機をするほうがいいでしょう。また、後方からのあおり運転は、道を譲ることで解消することもありますので、自身の身を守るためにも早めに道を譲るのも一つの手です。
ドライブレコーダー前後に設置する
あおり運転が厳罰化されたので、万一の場合に証拠を残すためドライブレコーダーを前後ともに取り付けることも大切です。
最近のドライブレコーダーは、どんどん技術が進化しており独自のAIセンシング機能を搭載し、後方車両からのあおり運転を自動で検知する機種もあります。
あおり運転を自動で「検知&録画」できるドラレコ!
(9月中旬頃発売予定)
幅寄せや車内トラブルも撮影できるドラレコ360°カメラ搭載
車両の周囲と車内の状況を同時に捉えられる360°カメラ搭載ドライブレコーダー。車両後方撮影用のオプションカメラもラインアップされる。
(8月下旬より発売予定)
最近では、前後ドライブレコーダーはあたりまえで、360°ドライブレコーダーの機種が増えてきております。