ケンウッドのミラー型ドライブレコーダーは、デジタルルームミラーとしても使える多機能性が特徴です。
2025年6月現在の情報に基づくと、ケンウッドのミラー型ドライブレコーダーで特におすすめされ、人気ランキングでも上位に挙がっているのは、以下のモデルです。
第1位
ドライブレコーダー ミラー型 KENWOOD DRV-EM4800
ランキングでも上位にあり、ユーザーからの評価も高いモデルです。特に、デジタルルームミラーとしての機能性や、夜間などの映像の鮮明さが評価されています。

特徴
- 大画面12V型IPS液晶搭載: 後方視界が格段に向上し、荷物や車体などで生じる死角も減らせます。
- デジタルルームミラーと通常のルームミラーの切り替え: 本体下部の電源ボタンで簡単に切り替えが可能です。
- 表示画角調整機能: 後方車との距離感がつかみにくい場合に、映像を6段階で拡大表示できます。
- リバース連動リアカメラ画角自動下降機能: バック駐車時にリアカメラのアングルが自動で下向きに切り替わり、駐車をサポートします。
- セパレート式フロントカメラ: 本体とフロントカメラが分離しているため、取り付け位置の自由度が高く、運転支援システム装置などに映り込みにくいように設置できます。
- 高画質: フルハイビジョン録画に対応し、高感度PureCel PlusセンサーやHDR機能を搭載しており、夜間や逆光でも鮮明な映像を記録・表示します。
- 音声コマンド機能: 運転中にハンドルから手を離さずに音声で操作できます。
第2位
ドライブレコーダールームミラー型 KENWOOD DRV-EMN5700
ケンウッド DRV-EMN5700は、特にケンウッドの「彩速ナビ」との連携に強みを持つミラー型ドライブレコーダーです。DRV-EM4800と同様にデジタルルームミラー機能を備えつつ、ナビ連携によってより高度な情報表示や操作が可能になります。

DRV-EMN5700の主な特徴
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彩速ナビ連携機能:
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デジタルルームミラー機能:
- 大画面11型IPS液晶: 広視野角の11型IPS液晶を搭載しており、荷物や車体による死角を減らし、より広い後方視界を確保できます。
- 鮮明な後方映像: リアカメラで撮影した映像をリアルタイムで高画質に映し出すため、通常のルームミラーでは見えにくい状況でも後方確認がしやすいです。
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高画質録画機能:
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その他の便利な機能:
- 音声コマンド機能: 走行中にハンドルから手を離さずに、音声で手動録画開始、写真撮影、表示画面切り替えなどの操作が可能です。
- 右側カメラ仕様スライド式フロントカメラ: 日本の右ハンドル車に合わせてフロントカメラを右側に配置し、ミラーを運転席側に傾けても道路中央を中心とした撮影が可能です。純正の大型ミラーにも対応できるようスライド式を採用しています。
- 駐車監視録画: 最長約10時間の動体検知に対応した駐車監視機能を搭載しています。
- 明るさ調整機能: スモークガラスに対応するため、リアカメラの明るさを3段階で調整できます。
- 運転支援機能: 後方車接近警告や歩行者検知警告など、安全運転をサポートする機能も搭載しています。
DRV-EM4800との違い(主な点)
DRV-EMN5700の最大の特徴は、上述の通りケンウッドの彩速ナビとの連携機能です。DRV-EM4800は単体での機能が充実していますが、DRV-EMN5700はナビとの連動によって、さらに利便性が高まります。具体的には、ナビのGPS情報を利用した高精度な記録や、ナビの大画面での詳細な映像確認・操作が可能になる点が大きな違いです。
第3位
ドライブレコーダーミラー型 KENWOOD DRV-EM4700
KENWOOD DRV-EM4700は、デジタルルームミラー型 ドライブレコーダー「ミラレコ」とも呼ばれています。デジタルルームミラーの機能と前後カメラの機能を兼ね備えています。
主な機能と特徴の概要は次のとおりです。
主な機能
- デジタルルームミラー:従来のルームミラーの代わりに、リアカメラからの広角映像を表示する12インチIPS液晶ディスプレイを搭載しています。特にバンやSUVなど、後方視界が限られている車両では、後方視界を大幅に向上させることができます。
- 前方および後方録画: 2 台のカメラ (前方および後方) を搭載し、フル HD 解像度で同時録画します。
- 高感度 CMOS センサー:フロント カメラとリア カメラの両方に高感度 CMOS センサー (特に低照度性能を向上させる Sony STARVIS) が採用されており、暗いトンネルや夜間でも鮮明な録画が可能です。
- WDR (ワイドダイナミックレンジ):このテクノロジーは、白飛びや黒つぶれを抑え、明るさが急激に変化した場合でも (トンネルを出るなど) 鮮明な画像を確保します。
- 広い視野角:前面カメラは広い水平視野角 (一部のテストでは約 143 度と報告されています) を提供し、背面カメラも良好な視野を提供します。
- タッチパネル操作:大型ディスプレイはタッチ対応で、さまざまな機能を直感的に操作できます。
- 音声コマンド機能:音声コマンドを使用すると、ハンドルから手を離さずに緊急録画やカメラビューの切り替えなどのアクションを実行できます。
- スライド式フロントカメラ:フロントカメラはスライドする設計になっており、純正バックミラーとの干渉を防ぎ、自由な位置決めが可能です。
- バンドタイプのアタッチメント:バンドを使用して既存のバックミラーに簡単に取り付けられるため、取り付けが比較的簡単です。
- 駐車監視機能:オプションの電源ケーブル (CA-DR550) を使用すると、衝撃を感知して最大 24 時間の駐車監視が可能になります。
- G センサーと GPS:衝撃を検知してイベント記録を自動的に保存する G センサーと、位置と速度データを記録する GPS が搭載されています。
- SD カードのメンテナンスフリー: KENWOOD 独自のシステムにより、SD カードの書き込みエラーを防ぎ、頻繁なフォーマットの必要性を軽減します。
- 大容量 SD カードのサポート:最大 128GB の microSD カードをサポートします (通常 32GB のカードが付属します)。
- LED 信号対応: LED 交通信号のちらつきや記録されない状態を防ぐように設計されています。
- スーパーコンデンサ:突然の電源喪失の際にファイルの破損を防ぎます。
- PC ビューアー ソフトウェア:録画した映像は、専用のビューアー ソフトウェアを使用して Windows/Mac コンピューターで再生できます。
良い点(レビューより)
- 優れた昼間の画質:フロントカメラとリアカメラの両方が、判読可能なナンバープレートを含む鮮明な画像を詳細に記録します。
- 後方視界の向上:デジタルミラー機能は、死角をなくし、後方の広くクリアな視界を提供すると高く評価されています。
- 使いやすさ:タッチパネルと音声コマンド機能は、使いやすさで一般的に好評です。
- 比較的簡単な取り付け:バンドタイプのアタッチメントにより、DIY での取り付けが容易です。
短所(レビューより)
- 夜間性能: STARVISを搭載していますが、夜間の映像はホワイトアウト(ヘッドライトなど)に悩まされたり、街灯の少ない場所ではやや暗く見えたりするという報告がユーザーから寄せられています。夜間の雨天もデジタルミラーの視認性に影響を与える可能性があります。
- 画面のぎらつき/反射:明るい日光の下では、特に強い日光が当たると、画面が反射して見えにくくなることがあります。
- 大型電源プラグ:シガレットライター電源プラグはかなり大きいことが知られています。
- わずかな遅延:一部のユーザーはデジタルミラーの表示にわずかな遅延を感じることがありますが、これには少し慣れが必要です。
第4位
ドライブレコーダー ミラー型 KENWOOD DRV-EM4800
KENWOOD DRV-EM4800は、2023年9月に発売されたデジタルルームミラー型 ドライブレコーダーです。DRV-EM4700の後継機で、いくつかの機能強化と新機能が搭載されています。

主な機能、改良点、および一般的な特徴の内訳は次のとおりです。
DRV-EM4700 の主な機能と改良点
- 12V 大型 IPS LCD スクリーン:大型の 12 インチ IPS LCD ディスプレイを引き続き搭載し、優れた後方視認性を実現し、荷物や車体による死角をなくします。
- 分離型フロントカメラ:重要なアップグレードは、分離型フロントカメラです。これにより、車両の純正バックミラーや先進運転支援システム(ADAS)センサーとの干渉を防ぎ、より柔軟な設置が可能になります。
- 高画質を実現する「Hi-CLEAR TUNE」:ケンウッド独自の「Hi-CLEAR TUNE」技術を採用し、ミラー表示と録画画質を最適化。特に夜間やトンネル内などの低照度環境下でも、より明るく自然な映像とノイズ低減を実現します。
- 「表示視野角調整機能」:表示映像の倍率を6段階に調整できる新機能。特にデジタルルームミラーを初めて使用する方でも、後続車との距離感への不安を軽減し、快適な距離感に調整できます。
- 強化された運転支援機能
- 「後方斜め障害物警報」(新機能):これは注目すべき追加機能です。斜め後方から接近する車両や障害物を検知し、警告を発します。特に高速道路での車線変更時に便利です。
- 「後方急接近警報」:後方からの急接近車両を検知します。
- 「前方衝突警告」:前方の車両との衝突の可能性を警告します。
- 「車線逸脱警告」:車線から逸脱した場合に警告します。
- 「出発遅延警告」:前方の車両が動き出し、まだ出発していない場合に通知します。
- バック連動リアカメラ角度自動下降機能:車両をバックさせると、リアカメラがあらかじめ設定された下向きの角度に自動的に調整され、駐車をサポートします。
- タッチ パネルと音声コマンド:緊急録画や、ハンドルから手を離さずにカメラ ビューを切り替えるなどの機能について、直感的なタッチ スクリーン操作と便利な音声コマンドを引き続き提供します。
- 前後フルHD録画:フロントカメラとリアカメラの両方から、フルHD(1920×1080)解像度で同時に録画します。どちらのカメラも、1/2.8インチ、約207万画素のフルカラーCMOSセンサーを搭載しています。
- HDR (ハイダイナミックレンジ):フロントカメラとリアカメラの両方に HDR が搭載されており、明るさの差が大きいシーン (トンネルの出口など) でも安定した録画が可能です。
- 広い視野角:前面カメラと背面カメラは、広い水平、垂直、および対角の視野角を提供します (例: 両方とも対角 162°)。
- バンド式取り付け:既存のバックミラーにバンドで取り付けるだけの簡単取り付け。
- 駐車監視機能(オプション):オプションの CA-DR550 電源ケーブルを使用すると、衝撃検知またはタイムラプス録画による最大 24 時間の駐車監視をサポートします。
- SD カードのメンテナンスフリー: KENWOOD のシステムは、SD カードの書き込みエラーを防止します。
- 大容量 SD カードのサポート:最大 128 GB の microSD カードをサポートします (通常 32 GB のカードが付属)。
- LED信号対応:録画中にLED信号機のちらつきを防ぐように設計されています。
- スーパーコンデンサ:突然の電源喪失の際にファイルの破損を防ぎます。
- PCビューワーソフト:Windows/Macパソコン専用ソフト「KENWOOD MIRA-RECO VIEWER」で録画映像を詳細に再生できます。
レビューとユーザーフィードバック
初期のレビューとユーザーからのフィードバックでは、一般的に次の点が強調されています。
- 夜間視認性の向上:「Hi-CLEAR TUNE」は、従来モデルと比較して夜間画質が著しく向上し、より明るく鮮明な映像を実現しています。ただし、極端に暗い場所や強い対向車のヘッドライトなどにより、フレアやノイズが発生する場合があると指摘するユーザーもいます。
- 便利な運転支援機能:新しい「後方斜め障害物警告」は、安全性への貢献として特にユーザーから高く評価されています。
- 便利な分離型カメラ:独立したフロントカメラは、設置の柔軟性にとって大きな利点です。
- 大きく鮮明なディスプレイ: 12 インチの IPS 画面により、快適で広い視野が得られます。
- ユーザーフレンドリーなインターフェース:タッチパネルと音声コマンドは、その使いやすさから一般的に好評を博しています。
- 軽微な問題の可能性:一部のユーザーから、運転支援機能の警告音が特定の状況でやや一般的であったり、頻繁に鳴ったりすることがあるという指摘があり、もう少しカスタマイズできるとありがたいです。また、非常に明るい日光下での画面の映り込みは、一部のユーザーにとって依然として軽微な問題となる可能性があります。